【経理のコツ】進化する会計ソフト・でも頼りすぎは禁物です
こんにちは！
熊本県人吉市にある「尾方正志税理士事務所」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。
帳簿をつけるにあたって、会計ソフトを利用することを考える方は多いでしょう。
会計ソフトは年々進化しており、最小限のデータを打ち込むだけで
関連する帳簿への処理を自動的に行い、月の試算表、年末の決算書類
さらには確定申告書類迄作成してくれます。
疑問点があれば、そのサポートまで行ってくれるサービスもあります。
近年では、クラウド型と呼ばれる会計ソフトがシェアを伸ばしています。
データをインターネット上において、パソコン、スマートフォン、タブレットなど
コンピューター端末さえあれば、いつでもどこでもアクセスして操作ができるというものです。
金融機関の取引記録や、クレジットカードの利用記録を読み取って
ソフトが自動的に仕分けする機能なども盛り込まれています。
しかし、データが連動しているだけに、一つの取引ミスがあれば
全ての数字に誤差が生じることになりますので、注意が必要です。
また、コンピューターがネットに繋がれている限り
大事な情報が漏洩するリスクは、絶対にないとは言い切れません。
会計ソフトを選ぶときには、セキュリティシステムも確認し
お使いのコンピューターのウイルス対策ソフトは常に最新のものに
バージョンアップしておきたいところです。
いっぽうで、一つ一つの取引を確認しながら仕訳ができるため
あえて手書きで帳簿をつける事業主様がおられることも事実です。
会計ソフトに全面的に頼ってしまうのではなく
必要に応じて作る補助簿などで利用する、そんな活用スタンスも
経理に携わる人にとって実直に進めて行ける
確かな経理のコツではないかと考えております。
個人で事業を営んでおられる方、不動産収入や株取引での所得がある方など
確定申告が必要な場合にはぜひお任せください。
関連する源泉徴収や年末調整、節税などに関する税務相談も実施しております。
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